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「光の魔法使いと破滅の十六番」
2.終わる世界 短縮ver.


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全四部構成
【終わりなき闘争】
【ガーデン】
【星屑を掻き集めた世界】
【パラ・ノイズ】

・導入は外伝「破滅の十六番」、ラストは「エルトハウンス・アンダーターン」



【序章:破滅の十六番】
外伝。終わる世界の物語。


【終わりなき闘争】編
堂島周一が提唱した人類の自己進化論を掲げ、暴走していく人々の狂気と悲哀の物語。
主要各国による領空域オールジャミングによる長距離兵器の相互無効、また宇宙空間の共有財産化により、人類社会は武力を盾にした相互監視の時代から共同発展へと緩やかに転換していた。
闘争無き世界の成長限界、そして後に訪れるであろう人類の衰退を危惧した堂島周一は「人類の自己進化論」を展開する。
しかしその人体実験、戦争肯定を主幹にした仮説の数々は多くの知識人を戦慄させ、堂島は徐々に社会から疎外されていった。
大衆の愚かさに絶望した堂島は壇上にて自殺。
カルロスは堂島ゼミの同期生である月島、白山と共にアルファ機関を立ち上げ、亡き堂島が目指した人類の自己進化を目論む。

やがて人は我を忘れ、獣になった。


【ガーデン】編
天空のオラトリオと大地のバロックにより二分された獣の時代は、R-3の残骸を媒体にした原初点の介入により終わりを告げ、世界は再び人の手へと戻る。
復興と再生。
一時はオメガへと届きかけた科学技術の多くが失われ、人々は自らの力と自然との共生を糧に新たなる世界の在り方を模索していた。
始祖エアルを中心とした魔術師達は人々を導く役割を担い、世界は束の間の平穏を取り戻す。
機龍、魔剣、獣……何かを求めるように生き続ける彼らに語りかける声は誰のものだっただろうか。
息をする事すら忘れて。
魔術の頂。
「鋼鉄」と呼ばれた魔女の物語。

少女は息をする事すら忘れて。
自分の為に生きる事すら忘れて。
だからこそ、至る。
ようこそ我が庭へ。



【星屑を掻き集めた世界】編
一人の少女が辿り着いた世界の果ては最古の獣「大地」が唱えた「破壊説」を否定し、未完の寓話であった「庭」を完成させた。
しかし「大地」と「庭」の衝突が起こした一時的な次元崩壊は人々の記憶に障害を与えてしまう。
一体、どの位の時を経たのだろうか───。
何故、未だにこの世界は存在しているのか。
抜け落ちた歴史を宿した異物を人は「遺跡」と呼び、長らくその存在を不可侵として距離を置いていた。
第四遺跡の消滅と第五遺跡の強奪。
遺跡の最接存在──「破壊者」を名乗った一人の女の物語。

女はその手に星屑をかき集め、とても綺麗だと、目を輝かせ……自身がまるで星のように輝くのだった。
何故なら女は星だった。


【パラ・ノイズ】
「獣達の存在証明」から三十年後。
数多の流星が降り注いだ日に生まれた男は「星の後継」を名乗り、幾つもの出会いと別れを繰り返す。
生まれながらに死に至る病に冒され、何時終わるとも知れぬ我が身を厭わずに歩み続けるその姿は、刹那を生きる人間の存在証明。
それこそがこの世に示される、最後の証明である。
人生を。
運命を。
この愛しく、美しき、素晴らしい世界を。
主人公はパラ・ノイズ(馬鹿げた生命)……最後の純粋な人間種、セドリック・オラ・スターダスト。
オラトリオとバロック。
愛する存在達が消えゆく様を見届け、世界に取り残された兄弟の物語。

星の手を零れ落ちた小さな星屑は、やがて天に至り、願いを自らの力で叶える。
その小さな願いはあまりにも普通で……だからこそ誰よりも美しかった。
 
「Blue Sign」
俺のXBOXのアカウント名。
◯◯さん由来は何すか?wって聞かれたけどさ
……その通り( ^ω^ )笑
絶対に応えないからやめろ、そのフリ^^;笑


星屑をかき集めた世界
「おもちゃのマーチ」

オンボロな指が示す先に。
青色の星が輝いて。
「────。」
思い出すと淋しいから。
思い出すと悲しいから。
狂ってしまうから。
聞こえない。
聞こえないフリをして。
「ブルーサイン」
君が僕を呼ぶ声がした。
ああ、僕はとうとう狂ってしまった。
……だから言ったよ。
君に狂うのならそれでも良いさと。

2人きりの「おもちゃのマーチ」


この話はあまり楽しい話ではないです。
……楽しい話なんて無いのですが^^;
そろそろ設定を上げた方が良いかな?笑

続く( ^ω^ )
 
歯抜け完了。
ギリギリ崩れない程度に原文を削りまくってます( ^ω^ )ジェンガジェンガジェンガジェンガ♪



求めず。
与えず。
愛さずに。
愛されずに。
ただただ、ゆるやかに死んでいく。
無の実証。
未来否定。
世界の終わりを示すだけの集束存在。
だから、君は、───想いの塊。


最終防衛作戦Ⅳ【ルインズ】

「……軍議はどうした、メアリ少将」
「あら……軍隊ごっこをまだ続けるのかしら?中将殿はごっこ遊びが好きなのね」
メアリはスチュアートに向かって敬礼をしてみせた。
あどけない少女のような振る舞いは、不思議と
「十六番の名称は正式にルインズに決まったわ」
「最後まで笑わせてくれる連中だ、今更……」
とうの昔に破滅している、こんな世界は。
「ラインハルト司令官は明日ここを捨てるそうよ」
メアリは自ら煎れた紅茶の香りを嗅ぎながら、顔をしかめた。
「イマイチね…湿気かしら……」

「何処に行くのだろうな、彼らは」
「さあ?」
メアリは興味が無いといった素振りだった。

「君も行くのか?」
「冗談じゃないわ……行かないわよ、あんな奴のとこ。私は帰るの、自分の国へ」
君の国は……。
スチュワートは言い淀んだ言葉を飲み込んだ。
皆、同じだ。
もう誰しもが帰る場所など有りはしないのだから。

「貴方はどうするの、中将殿。……乗せてあげるわよ?プライベートジェットよ?」


「私にはまだやるべき事が有るからな…君は先に行きたまえ」
「嘘よ、暇そうだったわ」
「嘘ではない、君が来るまで───」
「難しい顔をして時計ばかり。話し掛けづらくてずっと眺めていたのよ、私」
「……君には敵わないな、メアリ。

「なるべく早くここを去りたまえ、メアリ」


メアリは扉の前で立ち止まり、振り返った。
「……私は最期まで生きるわよ。どんなに見苦しくとも、それが生き物だもの。そうじゃなくって?王様」
「ああ、その通りだ。ささやかながら私も君の幸福を祈ろう。さらばだ……皇女殿下」
メアリは何かを言いかけたが、言葉にはせず、代わりに深く息をついた。
「失礼しますわ、スチュワート陛下。貴方にはまたお会いしたいのよ、私。心からそう願っていますわ」


スチュワートは手元で点滅する赤い光に目をやった。
「待たせたな、スミス」
「陛下、出撃準備が整いました」
「そうか、すまないな……苦労を掛ける」
「いえ…私共には勿体無きお言葉…」



「君の部下達の名前を教えてくれるか?」





スチュワートは噛みしめるように一人一人の名を呼んだ。
「君達に爵位を与える」
スチュワートは親衛隊を持たなかった。
私兵を捨てて民を愛した男は、自らの信念を曲げて、今ここに居る。
「聞きたまえ、我が親衛隊諸君」


「V-5に換装された全兵装に使用許可を与える。速やかに連合軍総司令部を爆撃、これを根絶やしにしろ。ここに戦力は残っていない。愚かなラインハルトに死の鉄槌をくれてやれ。人の手で殺すのだ……」

「必ずや、奴だけは我々の手で殺すのだ」


しばらくの沈黙の後、スミスが口を開いた。
「……陛下、私は幸せでした。私の家族も、国民皆が幸せだったように思います」
「私も幸せだったとも、諸君。……作戦開始」



スチュワートはメアリが煎れた紅茶に口をつけた。
「さらばだ、皆の者」

(貴方はきっと良い王様だったのね)

(私が居なくなっても大丈夫よ)

(光よ、私は光を残したの)

スチュワートは亡き友が残した光に思いを馳せた。
「また君と語り合える日が来る事を楽しみにしているよ、ズィズィ。私に君達のような力は無いが、私は私らしく……」
目を瞑れば、今も思い浮かぶ。
だから、私も最期まで誇らしく在ろうと思うのだ。
「皆の力を借りて、私は私を成し遂げるとも!」



大地が、空が、世界の全てが歪んでいる。
約2時間前に連合軍による未認証兵器が使用されたこの地は、地獄と呼ぶにも奇妙過ぎる様相を呈していた。

歪みの中心に女が居た。
「……やあ、君が十六番だね?」
人の言語を理解しているかどうかは定かではなかった。
十六番と呼ばれた女はゆっくりと顔を上げ、視線が交わる。
青年はその姿を目の前にして、息を飲んだ。
あらゆる状況を想定してきた。
しかし女の姿は青年の思考を乱すには十分だった。
(……貴方は光なの)
分かっています、分かっていますよ……先生。
「君を十六番、通称をルインズと認識する」
終わる世界。
その象徴。


「……ルインズ」
女が唐突に口を開いた。
抑揚の無い声は居所を失ったまま、宙を彷徨った。
「……僕はエアルだ、ルインズ」
青年は行き先の無い感情を押し殺しながら、自らの名を告げた。
「……エアル」
女はたどたどしくもはっきりと青年の名を呼んだ。
「エアル」
もう一度。
青年は女の呼びかけに応えた。
「ルインズ……君を排除する」
青年は固く握った右の拳をルインズの胸部を中心とした前方空間に叩きつけた。光の乱反射が起き、女が立つ地面が斜めに大きく傾いた。
女は動じない。
錯覚のように、傾いた地面に対して直立を維持したまま天を見上げた。
未来視。

それでも青年は止まらなかった、更に前方に向かって二撃を加える。
女の視線の先。
頭上の空間が斜めに裂けながら、光の柱が降り注ぐ。

光の柱はそのまま女の姿を飲み込んだ。



最早、人の理解の及ばぬ高次元干渉。
青年の前に立つ存在は無意識下の防衛、その極致を謳っていた。
「僕は諦めが悪い。そうですよね、先生」
青年は女に向かって、ゆっくりと歩き出した。その全身を、キラキラとした小さな光の粒が追い掛けていく。
それは彼の名に相応しき幻想的な姿だった。
最後の魔法使い、光のエアル。
「僕は人々の願いを背負ってここに来た。だから……」
僕等は間違えたのだ。
何時から間違えてしまったのか。
何処から間違えてしまったのか。
分からない。
分からないままに、死んでいく。
「……どうか死んでくれ、ルインズ」
破滅。
人々の身勝手さを表す愚かな言葉だと思う。
しかし、その愚かさを最後まで貫かなければ全てが無駄になる。
揺るがぬ決意と共に吐き出した忌むべき言葉は、途方も無い優しさに受け止められた。
今でも思い出す。
「エアル」
彼女は僕の名を呼んだのだ。
──微笑みながら。
それが何時までも焼き付いて、離れない。

エアルとルインズ。
光の魔法使いと破滅の十六番。



これで1シナリオ( ^ω^ )
この話は最初の話なのですが割と特殊……いきなり複雑(笑)
時間軸入れ替え型。
まあ、それ自体が伏線。

【破滅の十六番】
最終防衛作戦Ⅳ「ルインズ」
終わる世界
最終防衛作戦Ⅰ「黙示録」
生命の息吹
奇術師と少年
最終防衛作戦Ⅱ「65-A」
最終防衛作戦Ⅲ「時計の針」
想いの塊
光の魔法使いと破滅の十六番

これで1話( ^ω^ )
各4話~5話纏めて

【鋼鉄の翼】
【庭 -ガーデン-】
【星屑をかき集めた世界】
【エルトハウンス・アンダーターン】

これで4章+α ( ^ω^ )
時代を変え、登場人物を変え、テーマを変えながら連なる一つのストーリー。
章を超えて出てくるキャラは最重要人物。
時代を超えてね、ただ名前は変わってたり(変えていたり)しますね
誰かに遺されたのならば、誰かに遺す為に。
生きる為に、やるべき事をなす為に。
……ア、アイツやんけ!( ^ω^ )
僕が大好物だから

四章纏めてタイトルは

「星屑をかき集めた世界」

ちなみにこれ(光の魔法使いと破滅の十六番)は宇多田ヒカルの「光」
もう一つ「final distance」がモチーフになってるのも有る
「単騎回廊 -バレットロード-」っての
このバレットロードってのは相当作り込んで有ります
曲が好きだから( ^ω^ )
 
後から冒頭部分だけを上げます( ^ω^ )
ただ歯抜けはさせるのでご了承を。
地の文とかもろもろ。

時代(大分類)は4つ。
話(中分類)は19。
各話構成は10シナリオ前後。
19×10で200くらいの塊。
その内の一つですね、物語の始まりのようなもの。
 

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